ステレオガールという新星
気になる、良いディスクの感想をずらずらと書いていきます。
というレビューシリーズ。
記念すべき第1弾は
ステレオガールの1stミニアルバム「ベイビー、ぼくらはL. S. D.」
男女混合5人組バンドで軽音部から結成されたようですね。
スクールオブロック主催のコンテスト「未確認フェスティバル2018」では準グランプリ、「出れんの!?サマソニ!? 2018」でも入賞し、見事SUMMER SONIC 2018にも出演を果たすなど、既に実績あり！そりゃ評価されないとだ。
リード曲「GIMME A RADIO」を聴いてはすごいの見つけた！！！！ってなりましたよね～
海外インディーロックの匂いがプンプンと。ルーツはなんだろう、と探りを入れたくなりますね。
中でも「ひとごろし」という曲には衝撃が走りました。
このヴォーカルの何かに憑りつかれたかのような狂気っぷり。
なんだかきのこ帝国の1stアルバムの世界を彷彿とさせますね。
この時点で仕上がってきてるとかこれから先どう変化していくかめちゃくちゃ楽しみじゃないですか。
今後いろんなフェスやイベントで名前を聞くことになるんでしょうね～。
2018.0901 17歳とベルリンの壁 presents “Seventeen Front”@渋谷 club 乙-kinoto- w/The Waterfalls,揺らぎ
初投稿！
いろいろなツールを使ってきましたがなんかハマるものがなく、拙いけどやっぱり記録していきたいという思いでちまちま試行錯誤な感じでやっていきたいなと思います。（ｎ年ぶりｎ回目）
前置きはこの辺で。
この日はというと、シューゲイザーバンドたちによるシューゲイザー好きの為のシューゲイザーなイベントに行ってきましたよ！
この日は天気がまた怪しい感じ(終演後、見事に豪雨直撃でしたわ…泣)がまたこの日のイベントを盛り立てるような…
8月に17歳とベルリンの壁と揺らぎがそれぞれ新譜をリリースし、Wレコ発といった形で、個人的には去年頃からチェックしてた2組の合同企画となったのは嬉しい限りでした。
満員御礼となったこの企画、トップバッターを飾ったのはオープニングアクトで参加のThe Waterfalls でした。
The Waterfalls
男女ツインヴォーカルで4人組。
初めてライブで観るのはもちろんで、
知ったきっかけもこの企画があってのことでとても楽しみにしていました。
そして開演。まず思ったのが。
これ、オープニングアクトとかいう考えはやめましょう
っていうほどの高いクオリティ。
結構な轟音だけどポップ。揺らぎとベルリンのいいとこ取り状態。
早くも主催者喰いしてしまうのではと心配するレベル。
今後がとても楽しみですね！
セットリスト
1.A long long sleep
2.Somewhere
3.Ride
4.(曲名未定)
5.Fall
6.Youthlight
残響に包まれてフロアがクールに仕上がったところで２番手は揺らぎ。
受付でもお目当ては強いて言うなら揺らぎですと言うほど今回一番のお目当てといってもいいでしょう。
揺らぎ
滋賀県発の4人組バンド。2枚のEPと8月に 新作「Still Dreaming Still Deafing」 をリリース。
出だしからもう
最高です！！！！あ～気持ちいい！！
最高と気持ちいいしか言えなくなってましたね。
持ち曲全部やったのかな？圧巻でした。キャパ200程じゃ全然収まりきれてないくらいの1曲1曲のスケールのでかさ。ノイズ凄すぎてヴォーカルが聞こえなくなることも多々あった。彼らはマイブラでしょうか？
途中まさかのZAZEN BOYSの「KIMOCHI」のカヴァーも披露していた。ノイジーで美しいZAZENになっててとても面白かった。
中でもよかったのが新作「Still Dreaming Still Deafing」の最後を飾る10分超えの大作「Path of the Moonlit Night」でしたね。
静寂、轟音、透明感がこの1曲にすべて詰め込まれていて、どこにも媚びることないオルタナティブ精神全開でこれは早く世界中にバレてほしい！と本気で思える。
途中機材トラブルもあって不安定な部分もあったけど、見事にやり切ってみせました。
セットリスト
1 sleep tight
2 Bedside
3 soon
4 night is young
5 Utopia
6 KIMOCHI(ZAZEN BOYS)
7 Unreachable
8 a.o
9 Path of the Moonlit Night
10 B / C
11 Horizon
このままでは終わらないこの日の企画。
今回の主催者のお出ましだ。贅沢だね
17歳とベルリンの壁
4人組男女ツインヴォーカルでシューゲイザー、ギターポップ織り交ぜたバンド。これまで3枚のEPをリリースし、3枚目となる新作「Object」を8月にリリース。
ベルリン、彼らは実質スーパーカーだ！！！！
揺らぎのカオスな轟音とは打って変わってポップで聴きやすいですね！でもポップだけでなくシューゲイズ要素もしっかりあっていいバランスだった。安定感が一番あった
新作EPのリード曲「表明式」では揺らぎのヴォーカルのみらこさんがコーラスとしてゲスト出演！音源でもコーラスでフィーチャリングしていますね。
揺らぎ、ベルリンどっちも好きな自分にとっては最高のコラボ。もはやここでやらないでいつやるんだ！
ベルリンも揺らぎに負けじとというかのようにくるりの名曲「ワンダーフォーゲル」のカヴァーを披露！
終始心地よく聴けましたね～。個人的には「光景」という曲が大好きで、これがイントロからやられるやつでしたよ。なんかどこかで聴いたような感じで聴きなじみのあるフレーズだからかな？？
今後も都内を中心にライブがいくつか決まっているようで、また年内どこかで遭遇できるといいな～という思いです。
セットリスト
1 展望
2 スパイラル
3 話す卵
4 表明式(with みらこさん)
5 反響室
6 光景
8 千日
9 繁華街へ
10 終日
11 複製品たち
12 地上の花
13 プリズム
EN
14 ハッピーエンド
とてもいい夜だったから、帰り道の豪雨なんてどうでもよかったし余韻浸りたくてライブ後は音源聴きたくなくなる現象もあった。これはいいライブの証。
ちなみに
この企画のチケット、キャンセル分のラスト1枚だったのを後々知って驚きだった。
